⑥ 頚椎後縦靭帯骨化症

⑥ 頚椎後縦靭帯骨化症

「頚椎椎体、椎間板の後面にあり脊柱管の前壁なす後縦靭帯が肥厚・骨化し脊髄を圧迫して脊髄症状を引き起こす疾患である(引用「標準整形外科学」)」・・・難しいですね。

簡単に言うと背骨の中にある脊髄という中枢神経を背骨についている靭帯が硬くなって圧迫している状態・・・といえます(-_-)b 

症状は、頸部脊椎症(頸椎症)と類似しているが、脊髄圧迫症状を起こす傾向が強い。

欧米よりも日本・東南アジアの方が多くみられる。

【症状】

頚椎可動性の減少、頚部痛、肩のこり感、手指の痺れや巧緻運動障害、下肢の痙性麻痺などがあるが、重要な障害は脊髄圧迫によるもので麻痺症状である。

自然発生がほとんどであるが、転倒などの軽微な外傷を契機として発生する例もある。

一般には緩徐に進行するが、急激に悪化する例もある。

【好発年齢】

40〜80歳

【病院などでの治療法】

1、保存療法

①頚椎の安静:頚部の伸展位を取らないよう指導(自己管理)・カラー使用

②牽引療法

③薬物療法:消炎鎮痛剤と筋弛緩剤

2、手術療法

今日は以上となります。
ご自身の症状が当てはまるかどうかご心配な方もみえるかと思います。病院でドクターによる検査はとても重要なので悩む前にぜひ診察を受けてくださいね。

西洋医学の診断、治療を受けても変化が無いな・・・と感じる時は

一度ご連絡ください。

西洋医学で見落としていることや、東洋医学独特の観点から新しいものが見つかるかもしれませんから・・・

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