⑦リウマチ性脊椎炎

⑦リウマチ性脊椎炎

「関節リウマチが脊椎に追及したもので、四肢関節と同様に進行性、破壊性である。上位、下位頚椎を好んで多発性の病変を作る。滑膜性関節である環軸関節の発生が最も多い。滑膜炎、靭帯・関節包の弛緩、周辺骨の侵食、圧壊の結果、頚椎は椎間がぐらつき(不安定性)、変形を呈するようになる。進行した関節リウマチのステージ3または4の50〜80%に見られる(引用「標準整形外科学」)」・・・簡単にいうとこんな感じです。

ってこれも簡単ではないですよね(-_-)b 

関節リウマチが進行すると起きやすい症状で、多くは首の1番目と2番目の骨で作られた関節で炎症が起きて、骨が崩れたり変形してしまいます。

【症状】

⑴上位頚椎病変:環椎横靭帯弛緩、歯状突起の細小化により環椎の前方亜脱臼(環軸関節亜脱臼)

・著しい後頭部痛、項部痛、頚部の運動制限、

・轢音の関節症状と亜脱臼による脊髄圧迫症状

・ときには、偽性頭蓋底陥入に伴う延髄圧迫、椎骨脳低動脈不全の重篤な症状も呈することもある

⑵下位頚椎病変:椎間関節の破壊に加え、椎弓、極突起、椎体終板の侵蝕、靭帯の弛緩のために前後方向のすべりなどの頚椎全体の変形が生じる。数椎骨にわたって変形があると、段はしご変形と呼ばれる状態となる。

・頚部の疼痛

・頚椎の不安定感と運動制限。進行すると脊髄もしくは神経根の圧迫症状が生じる

【病院などでの治療法】

1、保存療法

①頚椎の安静:・カラー使用

2、手術療法

今日は以上となります。
ご自身の症状が当てはまるかどうかご心配な方もみえるかと思います。病院でドクターによる検査はとても重要なので悩む前にぜひ診察を受けてくださいね。

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