③頸椎椎間板ヘルニア

③頸椎椎間板ヘルニア

「多くは、椎骨と椎骨の間にある椎間板の退行変性に基づく繊維輪断裂部からの髄核脱出である。通常は後方もしくは後側方へ脱出し、神経根あるいは脊髄を圧迫する(引用「標準整形外科学」)」・・・簡単にいうとこんな感じです。

って簡単ではないですよね(-_-)b 

骨と骨との間にあるクッションがはみ出したって感じです。そのクッションは目玉焼きの様な形をしていて、その目玉焼きの中心にある黄身の部分がはみ出して、他の組織にぶつかっている・・・みたいに想像してください。

30〜50歳台の男性に頻度の高い疾患として知られています

【症状】

後頭部・頚部から肩部・肩甲骨部にかけてのこり感、不快感、疼痛などと、頚椎の運動制限がある

一側性(稀に両側)肩甲骨周りの痛みや上肢への放散痛、前腕・手指の痺れ、感覚障害、筋力低下(脱力)、筋萎縮、線維束攣縮

手指の巧緻運動障害や下肢の痙性麻痺の場合は歩行不安など

X線像だけではなくMRIなど画像検査も必要

【好発年齢】

30〜50歳台の男性

【特徴】

自覚症状

①頚椎症状(頸肩部の疼痛、運動制限が長期間あり、徐々に進行していく)

②神経根症状(上肢の痺れ、放散痛、感覚異常、筋の繊維速攣縮など)

③脊髄症状(下肢の腱反射亢進、疼痛性歩行障害など)

※上記①〜③の症状は頚部脊椎症と共通する症状でもある

他覚所見

①局所所見:急性期には多方面への頚椎の運動制限あり、次第に屈曲・伸展運動により後継部〜背部あるいは、上肢への放散痛が伴う

②神経所見:傷害されている神経に一致した上肢の脱力・筋萎縮・感覚傷害・腱反射減弱などが現れる

【病院などでの治療法】

1、保存療法

①頚椎の安静:頚部の伸展位を取らないよう指導(自己管理)・カラー使用

②牽引療法

③薬物療法:消炎鎮痛剤と筋弛緩剤

2、手術療法

今日は以上となります。
ご自身の症状が当てはまるかどうかご心配な方もみえるかと思います。病院でドクターによる検査はとても重要なので悩む前にぜひ診察を受けてくださいね。

西洋医学の診断、治療を受けても変化が無いな・・・と感じる時は

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西洋医学で見落としていることや、東洋医学独特の観点から新しいものが見つかるかもしれませんから・・・

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