⑤ 頚部のむち打ち損傷

⑤ 頚部のむち打ち損傷

「追突事故により頚椎が過度に伸展し、次いで反動で屈曲して生じる。損傷が軟部組織にとどまり、頚椎の骨傷、椎間板・靭帯の損傷を伴わない。一種の捻挫と解されて頚椎捻挫とも呼ばれる(引用「標準整形外科学」)」

簡単に言うと首の捻挫の酷いもの・・・って感じです。

足首などの捻挫と違って首の捻挫なので、めまいや耳鳴り、眼精疲労なども起こる場合もあります。

【症状】

明らかな骨・関節部の変形の無い外傷後に、頑固な頸・肩・上肢痛やこり感を訴える。
めまい、耳鳴り、吐き気などBarre-Lieou症候群を伴うこともある。
※Barre-Lieou症候群(外傷性頚部症候群):頸部の外傷より生じる自律神経失調症状(副交換神経の不調)

【好発年齢】

なし

【病院などでの治療法】

保存療法

①頚椎の安静:頚部の伸展位を取らないよう指導(自己管理)・カラー使用

②牽引療法

③薬物療法:消炎鎮痛剤と筋弛緩剤

今日は以上となります。

交通事故などでこのような症状になる場合も多々あります。

このむち打ち症状の原因は首の軟部組織の傷だけでないこともあります。


ご自身の症状が当てはまるかどうかご心配な方もみえるかと思います。病院でドクターによる検査はとても重要なので悩む前にぜひ診察を受けてくださいね。

西洋医学の診断、治療を受けても変化が無いな・・・と感じる時は

一度ご連絡ください。

西洋医学で見落としていることや、東洋医学独特の観点から新しいものが見つかるかもしれませんから・・・

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
名東鍼灸院接骨院のInstagramはこちら
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

頚部・肩部・上肢の症状(首のこり感、肩のこり感、手の痺れなど)カテゴリの最新記事